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エブリシングワールド有限会社 代表 岩堀妙子


 2002年2月、友人の紹介で、ある女性と知り合いました。
  彼女はその頃私とはまるで別世界に住んでいる人でした。二人のボディガードに守られて、白い上質のスーツに身を包んで颯爽と現れました。
 紹介してくれた人は、彼女のことを『神様の人』と言っていました。

 その頃の私は、ただ情熱だけで進んでいた、輸入したガムの販売に、少し不安を覚えていた頃でした。当時、ビジネス仲間で、自分自身で輸入している人はいず、試行錯誤の連続で、心の平安が保たれていたのは、家族の存在と、しいて事業を拡大しようとしなかったお蔭だったかもしれません。
 それ以外に近所の『占術教室』で、笑顔の優しい先生に師事していたのも、功を奏していたといえるかもしれません。先生は、人生経験だけでなく、経営者としても大先輩でした。
 『神様の人』という言葉を聞いたとき、ふとある出来事が私の脳裏に浮かびました。

 真夏の大阪でした。ビッグサイトで知り合った会社からガムの取り扱いを検討したいので、話をしてくれと言われ、日帰り出張しました。今まで、そのようなプレゼンの経験がなかったので、必死になって様々な文献を調べておりました。ちょっと疲れて、庭の方に目をやると本棚の端に、先生からお借りした『日月神示』があったので、思わず手に取ってしまいました。それをパラッとめくると
  『食べるには噛むことぞ。噛むとはかみざぞ。神に供えてから噛むのざぞ。噛めば噛むほど神となるぞ』
 ガムを輸入するまでの18年間、塾で子どもたちと共に勉強してきた私が、なぜこんなにも輸入にこだわり、しかもなぜそれが素敵なガラス細工でも、雑貨でもなく、ガム、チューインガムなのかが始めて分かったような気がしました。
 偶然?開いたページを読んで、台風一過、雲が流れて、急速に青空になっていくような、そんな気持ちになりました。
 『噛むことぞ、噛むことぞ、噛むことは神様から与えられた最高の健康法ぞ』
 私は確信していました。プレゼンは大成功?しましたが、その会社に大々的に取り扱われる事はありませんでした。しかし細々と、でも確かに、ファンの方々によって、語り継がれていきました。

 『神様の人』と出会ってから、身の回りに起きるメッセージの意味が少しずつ、分かるようになって来ました。
 こんな事もありました。いつも使っているデスクトップを開き、工事中のホームページを見ようとURLを入れると
社名が株式会社に変わっています。それに社名の前にはこう書かれています。『世界的・画期的株式会社』思わず噴出して、制作してくれている友人に、すぐ電話をかけました。隣に座っていた娘にも、『Fちゃん、こんな事書いてるよ!笑っちゃうね。』そう言いながら、電話に出た友人に、そのいきさつを話しました。『エッ?そんな事、書いてないわよ!』
あわてて、娘と一緒に更新したページを見ましたが、もうそこにその文字はありませんでした。

 また、ある日、テレビ局のディレクターから、突然メールを頂きました。『御社のHPに乗っているガムに非常に興味があります。いろいろと教えていただきたいのですが。』
青天の霹靂でした。まだ開いたばかりのHPに、どうしてこの女性ディレクターがたどり着いたのか、不思議でなりませんでした。
 でもこの頃から、絶えず自分の身近に、幸せを感じられるようになっていました。『なぜ、どうして?』よりも『ありがたい。ありがとうございます。』の言葉が、自然と口から飛び出してくるのです。

 ディレクターさんとは、新宿の喫茶店で打ち合わせをして、ことはどんどん進んでいきました。
『でも実際の話、番組で取り上げられるかどうかは、私たちではなかなか分からないんです。』一生懸命調べる私に、ディレクターさんは申し訳なさそうに、こう言われましたが、『そんな事は問題じゃないんです。こんな機会を与えてくださった事に感謝します。』そう頭を下げました。
 放送はというと、ちょうど、連休で田舎に帰っていたときでしたので、親戚一同、みんなで番組を見ました。一時間の番組がどんどん佳境に入り、そろそろ終わる、そんな時、司会者の手にしっかりと握られていたのは、紛れもなく弊社のガムでした。

 地上放送で、しっかりとテレビ番組の主役になっている製品を見て、ある種の感慨を覚えました。
『これで、売れる!』とか、『評判になる』とか、そんな気持ちよりも、フィンランドの田舎カルッキラから来た、小さな会社のガムがこうやって地上波の人気番組の人気キャスターに紹介されているという事実が、何よりも嬉しく、幸せでした。

 それから起こった出来事を文章にするには、余りにも長文になってしまうので、また別の機会にさせていただきますが、はるかフィンランドのカルッキラという小さな町から来た、チューインガムを輸入して、この11月で、十年になります。

 多くの方々に出会い、いろいろな出来事を体験させていただいたお蔭で、弊社の今日がある訳です。大会社には出来ないきめの細かい、暖かいサービスを皆様に提供し、まごころをもってお伝えしていきたいと思います。いえいえ、もっと簡単に言いますと、昔ながらの世話焼きのおばちゃんがいる店をやって行きたいと思うのです。新宿から移転して2年、ここでしか、なかなか手に入れられない、こだわりの商品を販売していますが、それだけではなく、だんだん消えていく、人と人との暖かいつながりを築いていきたいと、考えています。
 開店から一年、0歳から80歳まで、素敵なお客様に囲まれて、元氣一杯です。どうかお時間のある方は、お立ち寄りください。(事前にご連絡くださいませ。)
 また、少人数のため、通販で一日に発送させていただけるのも10件程度ですが、いつも皆様に『愛』と『まごころ』が繋がるように、心を込めて発送業務をさせていただいております。
 実店舗もございますので、どうぞ安心して弊社製品だけではなく、まじめに一生懸命製造している仲間の製品もご注文くださいますよう、よろしくお願いいたします。


Blogを書いております。興味ある方は読んで下さいね。
幸せをありがとう(^−^)